ホワイトニング

いつの間にか黄ばんでしまった歯にコンプレックスを抱く人も多いのではないでしょうか？そこで登場したのが、歯を削らずに歯を白くするホワイトニング治療です。結婚式などのイベント前や、営業や接客業などでは女性のみならず男性もホワイトニングを行う方が増えています。

ホワイトニング治療とは

薬剤を使って歯を白くする治療です。コーヒーやタバコのヤニなどで黄ばんだ歯を薬剤で漂白します。

昔は、歯を白くするために、歯そのものを削ったり、人工の歯を被せたり、付け爪のように歯の表面に人工物をはりつける方法が採用されていましたが、ホワイトニングはその必要がまったくないため、歯を傷付けずに治療することができます。

治療は主に2種類あり、歯科で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行えるホームホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングとは？

歯科で行う処置で、ホームホワイトニングよりも短時間で白い歯にすることが可能です。

ホワイトニングの工程は、最初に目標とする白さを決定して開始します。高濃度のホワイトニングジェルを歯の表面に浸透させて、ジェルに反応する特殊なライトを照射します。この過程で、歯の着色が分解していきます。

その後ジェルを除去し、白さを確認して、再度ジェルを塗布してライトを当てるという工程を目標とする白さまで数回繰り返します。

最後に、ホワイトニング専用のペーストで歯表面のトリートメントを行い終了となります。1週間ほど開けて再度治療が行われることがあります。

オフィスホワイトニングの後で、ホームホワイトニングを引き続き行うことをディアルホワイトニングと言います。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせることで、それぞれの長所を生かした、より効果の高い治療が可能となります。

ホームホワイトニングとは？

その名の通り自宅でホワイトニング処置を行います。1日約2時間、2週間ほどの期間がかかりますが、時間と手間をかける分、オフィスより白い歯を実現できます。また、歯科に頻繁に通う必要がないのも魅力です。

歯科で目標とする白さを確認し、歯の表面をきれいにして、自分の歯にぴったり合ったマウスピースを作成します。自宅でこのマウスピースにホワイトニングジェルを注入して装着します。その後歯磨きを行い、口をよくすすいでマウスピースを清潔にして終了です。ジェルは冷蔵庫で保管します。